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AIによる物流倉庫の自動化・効率化システム「GWES」

物流倉庫の自動化・効率化を実現し人手不足解消に貢献する
WESシステム「GWES」とは?

GROUND社が開発した『GWES』は、物流施設内における複数のソフトウェア・マテハン・ロボット・人を統合管理すると同時に、物流施設全体の最適化および実行管理を行う先進的なソフトウェアソリューションです。施設内で導入されている既存ソフトウェアやさまざまなハードウェア(ロボット・マテハン)のデータをシームレスに集約するためのデータ統合モジュール、それらデータを可視化するモジュール、AIを活用した業務最適化モジュール、そして施設内の地図情報を生成するモジュールなど、用途・機能別に複数のモジュールをご用意しています。

GWESの製品詳細がわかる動画(約4分)

消費者ニーズの高度化や多様化、配送短期化、人件費や運送費の高騰、物流施設管理者においては膨大な在庫管理や複数リソースの稼働管理など、流通・物流を取り巻く環境は厳しさを増し、ロボットやAIといった新しいテクノロジーやデータの活用に大きな期待が寄せられています。これを踏まえ、今後、装置産業化が進み、大規模化する物流センターにおいて、物流オペレーションはさらに複雑化、高度化すると予想されます。こういった課題に対応するためには、刻々と変わる物流現場の「変化」や「異常」を迅速に察知し、柔軟な対応を行うためのコントローラが必要だと考え、GWESが誕生しました。

GWESの主な機能

Progress Analyzer 作業進捗分析

倉庫、フロア、工程ごとに、WMSなどから取り込んだ作業実績をリアルタイムで可視化します。作業量予測機能で算出した予測値と比較することで進捗遅延などを検知し、改善するためのシミュレーション環境を提供します

Workload Analyzer 作業量分析

日別、時間単位、作業者別など、様々な切り口で作業量やコスト、スキル、生産性を分析し、傾向や問題点を把握するとともに、今後のシフト改善やスタッフ育成計画などに活用します

Inventory Analyzer 在庫分析

在庫のABC分析や商品とロケーションのマトリックス分析などを支援します。デジタル地図上で商品の出荷頻度や滞留日数によるヒートマップを分析することで、在庫配置の適正度を検証できます

Workload Forecasting 作業量予測

過去の作業実績をAIの時系列分析モデルで分析し、セールなどイベントの影響度も加味した高精度の作業量予測を作成します。予測結果は、要員計画や車両手配数へ反映するほか、作業進捗分析に活用します

Slotting Optimizer 在庫配置最適化

商品の出荷頻度、サイズや重量、棚の情報に基づき、最適な在庫配置を計画します。最適な状態を実現し維持するためのロケーション変更指示、入庫先指示、補充指示を作成します

Routing Optimizer ピックルート最適化

出荷オーダー、在庫配置、スタッフ配置などの情報を加味して、最短ルートかつ最小コストで商品をピッキングするための [1] オーダーのスタッフへの割当て [2] 割当てられたオーダーのピック順 を作成します

Delivery Optimizer 配送最適化

納期や出荷予定、運賃タリフなど様々な制約条件のもと、宅配便、路線便、チャーター便などによる配送経路の組み合わせから、最も安価な配送計画を提案します

Map Editor デジタル地図作成

物流倉庫各フロアの棚や通路などの各種情報を、操作性の高いUIでデジタル地図として作成するためのツールです。在庫分析、在庫配置最適化、ピックルート最適化の各機能で使用します

Data Connector データ連携

GWESとWMSなど他システムとのデータ連携基盤です。複数の通信プロトコルに対応しており、文字コード変換、レイアウト変換、通信履歴管理などの機能を有しています

GWESが解決する物流倉庫の課題

倉庫全体の状況を容易に把握 できず、打ち手が分からない

倉庫全体の状況を容易に把握 できず、打ち手が分からない

可視化ダッシュボードにより、作業進捗や先々の見込を瞬時に把握できます。アラートを確認することにより、今打つべき手や与えるべき指示が明確になるため、日々のオペレーション品質が改善されます

サービス品質とオペレーションコストのバランスを取るのが困難

サービス品質とオペレーションコスト のバランスを取るのが困難

GWESの各種最適化エンジンは独自の数理最適化ロジックを活用することで、制約条件を加味しつつ、求めるサービスレベルを達成しながらコストを最小化するためのオペレーションを提示します

本社の物流統括部門において 物流改善・改革の指揮が困難

本社の物流統括部門において 物流改善・改革の指揮が困難

GWESは複数物流倉庫の個別WMSと連携し、統合されたダッシュボードを提供します。全拠点を共通の指標で管理・分析し、問題解決や物流戦略立案に活かすための基盤となります

GWESを導入するまでの流れ

  ステップ 主な内容 費用
1 資料請求やお問い合わせ まずは、GWESの製品詳細や画面イメージがわかる資料をご請求いただき、御社のご要望や課題解決に貢献できそうか、ご確認ください。 無料
2 個別製品デモ GWESの導入の検討を進めたい場合は、製品のデモを行います。御社と弊社のみの個別デモですので、御社の現在の実情や課題などもお聞かせいただきながら、デモをさせていただきます。 無料
3 導入に向けての相談会 製品デモ後、御社内で検討いただき、導入を前向きに進める場合は、具体的な御社のご要望などをお聞かせいただき、どのように導入を進めるのがよいかの相談会を行います。 無料
4 ご提案 相談会後、弊社からご提案とお見積もりを作成いたします。 無料

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